収蔵資料の一覧

杉内重義家寄贈文書(福島市)

【その一】

福島市松川町本町に在住の杉内重義家に伝来した近世の書籍類190点。江戸時代の能曲本や漢籍・歴史書などを収録。杉内家は福島市松川町の旧家で、江戸時代以降、精力的に書籍を収集し、中には熟読の上、書き込みが見られる資料もある。

『福島県歴史資料館収蔵資料目録』第40集所収

 

【その二】 

近世・近代の典籍376点。内容は江戸時代の往来物・軍記・医学書や近代の文明開化期の書籍が中心で、特に「慶安太平記」「真書太閤記」の写本は揃い本である。

『福島県歴史資料館収蔵資料目録』第41集所収

 

【その三】

近世・近現代の典籍など106点。内容は、江戸・明治期の漢籍、昭和戦前期の「いてふ本」などの書籍が中心である。杉内家は福島市松川町の旧家で、江戸時代以降精力的に典籍を収集しており、旧家の蔵書形成と教養という観点からも注目される。

『福島県歴史資料館収蔵資料目録』第42集所収