馬場新家文書(南会津郡南郷村)
【その一】
会津郡古町組鴇巣村名主文書。鴇巣村は、南山御蔵入領と称されて会津藩の預り支配、あるいは幕府代官(田島代官所)の直支配、元治元年(1864)2月からは会津藩の支配下におかれた。代官と幕府関係、宗門人別家別書上帳、年貢・諸負担、村と町、塩取引と塩荷運送などの資料がよくまとまっている。
『福島県古文書緊急調査報告』第I集所収
【その二】
南山御蔵入領と称されて、会津藩の預り支配、あるいは幕府代官(田島代官所)の直支配、元治元年(1864)2月より会津藩の支配下におかれた会津郡古町組鴇巣村名主文書で、すでに『福島県古文書緊急調査報告』Ⅰ(『福島県文化財調査報告書』第100集)には、559点が収録されている。今回は、その後、同家土蔵から新たに発見された844点(近世文書838点、近代文書6点)を収録した。代官と幕府関係、宗門改人別家別書上帳、村と町、塩取引と塩荷運送などの資料がよくまとまっている。
『歴史資料館収蔵資料目録』第13集所収