まほろんQ&Aコーナー(旧石器・縄文時代の回答)

15 木と木を擦り合わせて火がつくのはどうしてですか?

 物がこすれあうと、摩擦熱(まさつねつ)というものがおきます。木は表面がざらざらで、また熱を他に伝えにくいので、比較的摩擦熱がたまりやすい材質といえます。発生した摩擦熱が一か所にたまると、いずれ火がつくほどの高温になります。高温になるとこすれてたまった木の粉に引火するわけです。

前の質問へ←  →次の質問へ →質問一覧に戻る