まほろんQ&Aコーナー(旧石器・縄文時代の回答)

25 原始時代の家はどうやって作ったんですか?(家を作るための材料は何か)

 縄文時代の家は、ほとんどが竪穴住居(たてあなじゅうきょ)です。竪穴住居は地面をほりさげ、風や寒さを防ぐため柱を立てて屋根に萱(かや)や木の皮をふいたものです。「まほろん」の外に展示(てんじ)してあるものは萱(かや)ぶきですが、中に展示してあるものは木の皮をふいてます。床の中央には石でかこった炉(ろ)があります。電気のない時代には、火がだんぼうや照明(しょうめい)や調理の加熱のための役割をはたしていました。柱や屋根の材料は、くさりにくいクリの木を使うことが多かったようです。ロープがわりにフジヅル等も使われていたことでしょう。

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