55 食用と有毒の植物はどうやって見分けることができたの?
祖先からの言い伝えや、経験の積み重ねだと考えられます。時には他の動物が植物を食べる様子を見たり、時には実際に食べてみたり…知恵を積み重ねていったのだと思います。
今の私たちもむやみに何でも食べるわけではないですよね?縄文時代の人たちも何でもむやみに食べていたわけではなく、知恵と経験から食べられる、食べられないを見分けていたのではないでしょうか。
縄文時代の遺跡からフグの骨がみつかることもあり、縄文時代の人々もフグを食べていたようです。フグの毒にあたらない術を知っていたのだと考えられます。