館長講義「石器の属性分析について」を開催
まほろんでは、福島県内の文化財行政を担当する職員等を対象にした研修を行っております。2月15日には、旧石器時代の研究者としても第一線で活躍する当館の藤本強館長が講師となり、石器についての研修を開催いたしました。
内容は、藤本館長がこれまで積み重ねてきた研究の中からお話いただくという専門的なもので、「石器の属性分析について」と題し、とくに方法論的な話を中心に行われました。県内から、石器の専門家を中心に、12名が受講しました。
当日は、館長が自ら西アジアのシリアで採集した中期〜後期旧石器時代の石器のほか、まほろんに収蔵する縄文時代の石器を会場に並べ、これらを実際に手に取りながら、館長と間近に話を交えての研修となりました。
受講された方からは、実物を手にとりながらで印象に残ったなどの感想や今後こんな研修を受けたいなどの要望がよせられました。
まほろんでは、文化財を担当する職員等を対象とした専門的な研修を、今後も継続して行っていく予定です。
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