設立・沿革

設立

福島県では、昭和41年の東北自動車道建設工事を契機として開発に伴う埋蔵文化財の調査が大規模化しました。

その後、母畑地区(郡山市・須賀川市を始めとする2市1町3村の4,000haを超える範囲)で国営総合農地開発事業が促進されることとなり、埋蔵文化財保護行政の体制強化が求められました。

これに対応するため、福島県教育委員会は昭和52年4月に、財団法人福島県文化センター事業第二部に埋蔵文化財調査を担う遺跡調査課を設置し、県教育委員会からの委託により埋蔵文化財調査を開始しました。

沿革

昭和52年(1977)
財団法人福島県文化センターに遺跡調査課設立
昭和60年(1985)
岡部分室 開設
昭和63年(1988)
杉妻分室 開設
平成5年(1993)
遠瀬戸分室 開設
平成6年(1994)
市町村埋蔵文化財調査技術協力事業を福島県教育委員会から受託する。
平成8年(1996)
杉妻分室から山下町分室へ移動。
平成13年(2001)
財団法人福島県文化センター内の改組に伴い、事業第二部遺跡調査課を財団法人福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課と改称。山下町分室と遠瀬戸分室を、それぞれ山下町調査室・遠瀬戸調査室に改称。岡部分室から渡利分室へ移動。
平成16年(2004)
遺跡の案内人(ボランティア)事業始動。
平成17年(2005)
遠瀬戸調査室を山下町調査室へ統合。
平成18年(2006)
遺跡調査課から遺跡調査グループへ名称変更。山下町調査室を山下分庁舎に名称変更。
平成21年(2009)
遺跡調査グループから遺跡調査課へ名称変更。
平成23年(2011)
東日本大震災
平成24年(2012)
財団法人福島県文化振興基金との合併に伴い、財団法人福島県文化振興財団と改称。
平成25年(2013)
遺跡調査課を、管理課・調査課の二課体制に変更。
平成26年(2014)
財団法人福島県文化振興財団から公益財団法人福島県文化振興財団へ移行。
平成27年(2015)
管理課・調査課を調査課のみの一課体制に変更。
平成31年(2019)
渡利分室を廃止。