体験学習 | <6月の春のお泊り会:縄文時代の家で食事> ほどの竹グシを糸で結んで固定していく作業には、だいぶ苦戦していましたが、ウルシを塗ってみたら一つ一つ味のあるあざやかな赤いクシに仕上がりました。 10月は、5月に植えた古代米をみんなで収穫の予定だったのですが、田植えをしたときの苗の状態があまりにも良くなかったこともあり、米作りの難しさを身をもって体験する形となりました。米は収穫できませんでしたが、まほろんボランティアのみなさんのご好意でボランティアの管理する畑のサツマイモの収穫をして秋の実りを満喫することができました。 11月の活動は、最終日とあって全員休まずに参加してくれました。2度目のお泊り会ともなると慣れたもので、まず森へ食料を探しに出かけて、たくさんの植物を見て歩きました。食事の準備も、各自の割り当てられた仕事をこなし、作った縄文鍋はこれまでの成果が発揮できたのか、今までになくおいしい味になりました。星のきれいな寒空の下、テントでの就寝となりましたが風邪も引かずに朝を迎え無事終了することができました。 第4次は天気にも恵まれ、たくさんの方々のご協力のもと最後まで楽しく活動することができました。体験するだけではなく、技術を自分のものにするということは、大人も子供も楽しく、また新しい目線での発見もあったようです。これまでの活動を通して作った作品を常設展示室の「みんなの研究広場」に展示しています。探検隊の成果と成長をぜひご覧になってください。 来年度の第5次探検隊も新しい隊員が増えることを楽しみにお待ちしています。 (隊長 甲賀寿美恵) |
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今年度のまほろん探検隊 まほろん探検隊も、第4次ともなると1年間を通して活動するメンバーの中にも「常連」の顔が見えるようになってきました。 今回からは「まほろん森の塾」と名称も新たに、1次から3次の内容を統合し、縄文時代と弥生時代を織り交ぜた形で新しい活動もたくさん取り入れてみました。 5月の結団式には、県内外の小中学校から17人の隊員が集まり全員で田植えをしました。初顔合わせということで心配もありましたが、みんなで泥にまみれてあっという間に打ち解けていました。 6月には、シカの角を砥石で磨いて釣り針を作り、シノ竹で釣竿も作って、実際に館外の沼に釣りに出掛けました。魚は釣れませんでしたが、みんなとても印象深かったようです。この後は隊員全員で夕食の準備をし、初めてまほろんにお泊りをしました。 7月には探検隊でははずせない石器作りです。昔の人が実際に使った、黒曜石という石を材料に矢ジリを作り、竹を体験広場用いた矢も完成させて、試し撃ちをしました。7月はボランティアイベントにも参加し、盛り上げたりと活動以外の場でも活躍してもらいました。 8月の縄文耳飾り作りは、みんな初めてにしては大変な力作ぞろいでした。その後には、縄文時代の土器や土偶についているような文様を、自分の腕や足につけるボディペインティングも体験してもらいましたが、子供達には普段できないこちらのおしゃれの方が楽しかったようです。 9月は8月に続き、縄文のアクセサリーということでウルシ塗りのクシを作りました。6〜8本 <5月の田植え体験> |
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1〜3月の行事予定
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まほろん通信15号 1 2 3 4ページ