1回目の土器野焼きに挑戦
まほろんでは、今年度、粘土を作った実技講座や探検隊などの行事を5回ほど予定しています。その中の第1回目の土器の野焼きを5月25日(土)に行いました。
昨年度も野焼きを行いましたが、市販の粘土を使ったものはそのほとんどが割れてしまいました。 今年は、粘土選びから慎重に行い、郡山市の瓦屋さんから分けてもらった粘土に砂を多めに入れたものを使って作っています。
野焼きは、まほろん北側の臨時駐車場の一角で行い、午前9時から午後2時までの約5時間位をかけて約30名ほどのみなさんで28個の土器を焼きました。まず火床を作り、周囲に土器を置いて回しながら焙って温度を上げていきます。それから火床に入れ、周囲から時間をかけながら徐々に火を強め、最大火力にした後、自然に火の勢いがおさまるのを待って冷まします。今回は、炭素分の付着が多かったため再度火を入れてそれをとばしました。
火床から恐る恐る土器を取り出すと、割れているものはほとんどありません。粘土選択から野焼き まで慎重に行った結果、今回は成功のうちに終わることが出来ました。参加者のみなさんには焼きあがった土器の感触を楽しみながら、お持ち帰りいただきました。
本年度は、あと3回ほど土器の野焼きを行う予定です。
まほろんの実技講座で土器作りと野焼きにチャレンジしてみませんか。
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